ザリガニの飼い方について
飼育環境・・・長期飼育に必要な飼育要素とは?

先にも書きましたが、ザリガニはその強い生命力、適応能力ゆえに意外と知られていないの
ですが、魚などと同じエラで呼吸します。本来、金魚などを飼うように、水槽にいっぱい水を
入れ、エアレーションして飼育するのが基本です。陸地などは必要ありませんが、水草などは
引き抜いたり、エサとなってしまうので植えないほうがいいでしょう。底床ですが、よく言われる
歩くのにバランス感覚が必要なため、というのはあまり気にしなくていいと思います。それより、脱皮後によく、砂利を体にかける行為(理由は後ほど)をしますので、細かい砂利を薄くひいてあげて下さい。あと、一番多い死亡例が実は脱走です。エアチューブや上部ろ過のパイプを伝って、ほんの小さな隙間からでも脱走します。当方も経験がありますので、フタなどはしっかり隙間なくする必要があります。また、ザリガニは基本的に夜行性ですので、パイプなどで隠れ場所を作ってあげたほうが落ち着きます。

水について・・・ザリガニに求められる環境水質とは?

あくまでも現在販売させて頂いているオレンジ、ホワイト、フロリダハマーに関してですが、水質についてはそれ程神経質になることはないと思います。ただ注意しなければいけないのは、ザリガニは雑食性で大食漢です。当然水質は急激に悪化しますので、こまめな換水を心がけて下さい。あと、これは甲殻類全体に言えることですが、ザリガニもどうしてもカルシウム不足に陥りやすく、出来ればサンゴ砂などでPHの低下を抑えてあげたほうが調子がいいようです。水温に関してですが、これもあくまで上記種についてですが、低温に関しては、室内飼育において10℃を大幅に下回ることがなければヒーターなどは必要ないと思います。ただ、これは当方の生活環境(大阪で室内)でのことですので、まずはご自身の環境での最低水温の把握が必須になります。
あと、意外と軽視されがちなのですが、飼育槽へ導入時、温度合わせはもちろんのこと、水合わせもきっちり行って下さい。水質悪化には強いのですが、水質変化には弱い面があります。水合わせ方法が解からない場合はご質問下さい。

脱皮 ・・・成長の軌跡!

ザリガニの大きな特徴であり、非常に重要なのがこの脱皮です。
小さいうちから毎週のように脱皮を繰り返し、その度にどんどん成長していくのですが、実はこの脱皮がザリガニにとっては命がけです。小さいうちはこの脱皮の失敗で、よく死亡することがあります。
まず一番多いのが共食いです。ザリガニは脱皮をする前、体内に殻のカルシウム分を蓄え、脱皮後にその蓄えたカルシウム分を体全体に戻す作業をするのですが、脱皮直後は身体も柔らかく、他のザリガニにとっては非常によいエサにしか見えないらしく、この脱皮直後が一番共食い率が高いように思います。ですから複数飼育の場合、出来れば脱皮前には隔離してあげることをお勧めします。
見分け方ですが、まず2・3日前からほとんどエサを食べなくなります。見た目ですが、身体の真ん中あたり(背中と尾の継ぎ目?)が割れるように線が入ります。その後、背中の甲羅?が浮き上がってるように見えれば脱皮寸前です。(おおざっぱな説明ですいません)
あと、これは初期飼育槽導入時に多いのですが、脱皮の失敗による死亡例がまれにあります。
脱皮が始まったあと、殻から抜ける前にまるで窒息死したような状態になることがあります。
個人的な見解ですが、これは飼育水の中のカルシウム不足が原因と考えます。ただちにサンゴ砂などの投入でカルシウム不足を補って下さい。

複数飼育 ・・・生態学的飼育法!

ザリガニの特徴と言えば、もう一つは共食いです。ザリガニは群れを作るという概念はありません。
縄張り意識が強く、特にオス同士は激しくやり合います。大型水槽や池などで十分テリトリーが確保出来るのであれば別ですが、基本的には単独飼育をお勧めします。
飼育環境の欄で基本的な飼育法を書きましたが、水質悪化の問題さえクリア出来るのであれば、プラケースによるエアレーションなしの単独飼育のほうが安全です。ザリガニはエラが湿っていれば呼吸出来るので、水上で呼吸するための足場を作ってあげれば、問題なく飼育できます。
どうしても混泳させたい場合は、60cm水槽なら5匹以内(成体の場合)に抑え、とにかく飼育数以上の隠れ場所を作ってください。あと出来るだけ個体の大きさはそろえて下さい。

エサ ・・・食について考える!

ザリガニは基本的に自分以外の生き物はエサと思っています(笑)同じザリガニでもそれはエサでしかありません。雑食性で何でも食べます。自然界でのザリガニの主食は、実はデトリタス(腐った葉っぱ)です。流木などを入れておくと、小さいものなら跡形もなく食べてしまいます。しかし、だからといってデトリタスを中心に給餌する必要はありません。逆に、この辺りを拘って自然界に近付けようとするのはかえって危険です。そう、水質管理が非常に難しいからです。忘れてはいけないのは、ザリガニはあくまで雑食性ということです。この腐った葉っぱと肉食系のエサが同時にあった場合、実は後者のほうにすぐ飛びつきます。そんなに難しく考えず、色んなエサをローテーションで与えていればいいと思います。
ちなみに当方は、稚ザリには冷凍赤虫中心、大きくなれば肉食魚用キャットやランチュウ用の人口飼料が中心です。あと植物系はアナカリスなどの水草で補っています。
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by kanrep | 2010-03-16 10:30 | Crayfish
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