第21章、カールシュミットモニター。Varanus jobiensis
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ここ最近色々な産地のカールシュミットが入荷する様になっている面白いモニターです。
もともと馴れにくいこの種はそのスレンダーさなども手伝ってかいまひとつ人気が上がってきません。オオトカゲなのにオオトカゲらしからぬ女性的な体形がこの種の魅力なのになかなか伝わりませんが、色彩に関しても全身に黄色、尻尾に青、のどにピンクと結構な極彩色をまとっていますが、ここも伝わりにくい。なぜにこんなに受け入れられないのかよくよく考えていくとたどりつくのがやっぱり馴れにくいと言う点に尽きると思います。馴れにくいと言うのはそれだけ警戒心が強いと言うことなのでしょうが、人に飼われる以上は警戒心を解いてやり落ち着いた性格にみんなを持っていってあげれば人気も上がるかもしれませんね。
それはさておき、このカールシュミットと言うモニターはモニターの中でもかなり足が速く、他の種を圧倒するくらいの足の持ち主です。秒速5メートルほどの速さで直線を駆け抜け、10秒ほどは確実に走り続けます。他のモニターはどれも結構すぐ止まってしまいますが、経験上、この種といい勝負をするのはグールドモニターぐらいだと思います。この2種が走っているのを見たときの事、コーナーを曲がる時に尻尾をうまくつかってバランスをとりながら回っているのを見た時は感動しました。飼育スタイルにはこの様な事はあまり関係ない事なのですが、この事で自然化でどんな宿敵がいるのかを想像すると結構わくわくするもんです。身体的魅力はかなりあるものの馴れにくいと言う事を書きましたが本当に馴れないのか?いやいやこれはかなり間違っています。実際お店で何頭ものカールを馴らす事に成功しました。これはカールだけに言える事ではないのですが馴れにくいだけで扱い次第では全く別トカゲになります。時間のかかり具合は長いかもしれませんが、一度警戒心がなくなるとカールシュミットであろうが噛まなくばたばたしないトカゲにする事は可能です。モニターの様な頭のいいオオトカゲの仲間は飼い込む事によりそのほとんどが学習し適応する事をこの種で学びました。このハードルさえクリアすれば多分もっともっと受け入れられるモニターなのだと思います。今お店では在庫生体オールベタ馴れ計画なんかもこんな種の為に行なっています。何をやるって言うのはやはりスキンシップと愛情ですね。警戒心も無くなれば誰でも手軽に扱える種になりますし!種類だけでアピールするより性格がうりのカールシュミットに仕上げましょう!
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by kanrep | 2009-03-29 00:29 | 私的バイブル集
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