第20章、サルファモニター。Varanus salvator ssp
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一昔前まではミズオオトカゲの色彩変異だの別種だの色々な論争が繰り広げられたミズオオトカゲですが、その辺は学者さんにおまかせしときましょう。
このサルファモニターと言われるミズオオトカゲですが、飼育などはほぼ普通のミズオオトカゲと同じなのであまり書く事も無いのですが、やはりサルファで一番気になるのはその色合いでしょう。
綺麗なものから普通のものまで色々なパターンが存在します。
ベビーでもかなり黄色身の強い個体から、薄く色抜けしているみたいな個体、少し黒ずんだノーマルのサルバトールみたいな個体といろいろです。
以前、インドネシア便でサルファモニターとして入荷してきた数匹のサルファモニターのベビーの中に、どうみてもサルファには見えないぐらい黄色身の少ない個体が来ていたので、この個体について現地の人に色々と尋ねたところ、全く同じ場所の同じ日に捕獲した個体で、その場所には普通のサルバトールはいなかったと言う事でした。
こんな事からサルファモニターの定義になっている色について少々疑問符があるのですが、一般的に大きくなれば黄色の面積が増えるとか言われていますが、この事が黒ずんだ個体にはあてはまらないように思います。大きくなれば黄色の面積が増えるのではなく、サルファと言われるモニターは小さい頃からある程度黄色身が多くないと大きくなってもサルファと言われる美しさはなかなか出ないものだと思います。サルファモニターの色彩についての見解は未だ自分の中でも納得のいく答えは見つかりませんが、色の少ない(黄色の面積が少ない)個体を大きく育て上げて初めて答えが出るのでしょうし、そこそこの個体でも育て上げる経過での変化も見なくてはいけないだろうし、これからもこれらについては見ていかないと解りませんね。
色の事はさておき、サルファモニターの性格について面白かったのが、普通のサルバトールとなんら変わりが無かった事です。意外とおとなしくて頭のいいモニターといわれていますが、これは大きな間違いです。サルファといえど性格はみんなほぼミズオオトカゲと同じでベタ馴れにするにはかなり調教する必要があるみたいです。
しかしながら、この種に限っては、ベビーよりも大きなワイルド個体の方がやりやすい様な気がします。あくまでも自分の見解ですが、入荷直後の大きな個体を眺めていると意外と落ち着きがあり、堂々として、人をあまり恐れていないような気がします。
恐怖心が少ない生き物は基本的に馴れます。もともとサルバトールの仲間はみんな大きくなれば賢くなるのでサルファはそれが少し早いぐらいなのかもしれませんね。これも性格があるので例外はあるとは思いますが、基本的にサルバトールと同じと思っているほうがいいですね。基亜種の様に大きくはなりませんが、どの個体も大きくなれば比較的みんな綺麗な個体が多いので飼育者は是非ベタ馴れサルファを目指して頑張ってみるのもいいと思います。
お店のお客さんも何人かは成功されているみたいですよ。
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by kanrep | 2009-03-29 00:27 | 私的バイブル集
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