第18章、カニンガムイワトカゲ。Egernia cuninnghumi
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全身トゲに覆われた見るからに悪役なオーストラリアのイワトカゲで、見た目のとおりかなり丈夫な体を持ち飼育も容易です。
毎日のようにメタハラにがんがんあたって餌も結構食べるイワトカゲで体の太さ以上に素早い動きを見せてくれます。カニンガムイワトカゲの体のトゲは見た目異常に堅く素手でもとうもんなら傷だらけになってしまいそうなぐらいです。
こんなトカゲなんですが、昔、自分が飼育していたこんなに強いトカゲが突然死んでしまった事を今でも鮮明に記憶しています。あれは突然の出来事で何が起こったのか理解不明でしたが、いろいろ考えたところ、一つ原因として考えられたのが下に使っている床材でした。
死に至る1週間前、それまでヤシガラマットで飼育していた物を、レイアウトの見ばえの事を考えてオーストラリアの赤い砂に変えていました。岩場が続く荒野をイメージした環境がまさかこんな結果になるなんてその時は想像もしませんでした。問題はそれでなぜ死んだかと言う事なんですが、納得がいかないので死んだ個体の腹部を切り開き胃の内容物やその他の臓器を検証してみたところ、胃と腸からまさに床材に使用していた砂が微量ながら見つかりました。死因がこれだけではないかもしれませんが砂が臓器に蓄積されたり、通過する際に壁を傷つけたりしたのかもしれません。
どれだけ強いと思っていても体の中で起こる事は気づかないものです。
良かれと思った事が現実には悲惨な結果を招くという結果には、正直行き場の無い思いを実感させられました。それからは砂を使う事は無く殺してしまう事もなくなりましたが、見るたびに思い出します。本来強く、たくましい生き物であるカニンガムイワトカゲの魅力を十分に引き出す事ができなかった自分にハ虫類飼育の未熟さを教えてくれた種類として今でも脳裏に焼きついているので、ブリード成功ぐらいまでいつかはやってやろうと思っています。
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by kanrep | 2009-03-29 00:26 | 私的バイブル集
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