第16章、ガイアナレッドテール。Boa constrictor constrictor
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ボアコンストリクターと言っても色んな種類がいますが、
太くて長い、でも飼いきれる大蛇がこのガイアナレッドテールと言う奴です。
今ではボアコンストリクターの仲間は特定危険動物などといわれる生き物に指定されており飼育するのに行政の許可が必要になってしまっています。確かに大きいし、噛まれたりすると結構痛い。
でもそんなイメージよりも噛まないおとなしい子の方が実際多いにもかかわらず、危険動物の烙印を押された少し悲しい大蛇です。
こんな法律ができるはるか昔、南米から輸入されてくるこの種は日本国内でも全盛期を迎え多くのボアコンマニアを生み出しました。アメリカなどでも様々なブリードがなされ今のボールパイソンの様な盛り上がりがあったにもかかわらず、今では終焉を迎えています。本来こんな形で終わらせてしまう様なヘビではない、と言うのはこいつの研ぎ澄まされた顔立ち、肉体の美を思わせる体、芸術的タトゥーの様な柄、と批判的要素が少ないのは誰もが思う事でしょう。こんなにいいヘビでもガイアナの原住民にとってはかなりいいお食事だそうで地元のお店ではボアコンのメニューもあるみたいです。こんな凄い奴でも飼育となればやっぱりいろんな事が起こるもので、圧倒的に多いのが大きくなってからの突然死です。
大きさが魅力ゆえに起こる悲しい結末なのですが、これは主に餌の過剰摂取が原因です。
あとは感染症によるヘビエイズ、温度管理の失敗、脱皮不全による皮膚の呼吸不全などがあげられます。どんなに強いヘビでもガイアナ共同共和国と言うはるか遠い国に生息している生き物であると言う事を考えながら付き合わないといけません。
この大蛇の魅力を十二分に満喫する為には障害が多いですが、今尚多くのマニアが陶酔し憧れるヘビに変わり無いのはこの種の凄みなのでしょう。
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by kanrep | 2009-03-29 00:22 | 私的バイブル集
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