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第14章、ハミルトンクサガメ。Geoclemys hamiltonii
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むか〜しむかしのまだ法律が厳しくない頃、熱帯魚屋さんで見かけたのを覚えている。サイテス1類と言うのがなかなかうなずけない種類だ。
この種は1類にもかかわらず原産国の生鮮市場などでは食用や漢方用として販売されている事が多い。日本のクサガメと同じく最大サイズが35センチを超えてくるこの種は、ずば抜けた美しさをもつのは一目瞭然。アジア系のカメなのに欧米チックな頭の斑点などはバックテラピンのそれによく似ている。甲羅も三本のキールが入り斑点をまとうのもたまらないところだ。なにより一番いいのは日本のクサガメと同じようにベタ慣れになるところ。種類は違っても中身はおんなじ感覚だ。住んでいる場所があったかいところなので温度管理はかかせないもののあとはまったく同じなのが面白い。基本的に黒い体をしているのであまり綺麗な水辺にはいないのだろう。
子供の頃クサガメを捕まえにいって泥んこになって捕った時の環境がまさにこのハミルトンの生活環境に当てはまりそうですね。クサガメ飼育からハミルトン飼育になって自分が子供から大人になった気分ですね。昔の古き良き時代をなにげに思い出させてくれる暖かい種類です。
もう一度クサガメを採りに行こう!
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