カテゴリ:爬虫類の飼い方( 4 )
トカゲの飼い方(一般的な飼育法で種類により異なります。)
トカゲの仲間はそのほとんどが日中活動する事が多く、夜行性のものはごくまれです。その為紫外線を必要とし体に多くのUVを吸収する事で新陳代謝の促進を行っています。この事から飼育に関してはここに重点を置かなければ長期飼育を行うにあたって様々な弊害が発症しますので紫外線器具の設置は最重要です。

次に重要なのが温度管理になります。多くのトカゲは赤道に近い国々から輸入されてきます。したがって平均気温が27度ぐらいなければ状態を崩してしまう可能性があります。日中は30度を超える気温で夜間10度以上下がると言う様な環境が多く温度変化にはかなりの対応能力を持っていますが国内のケージ飼育となれば飼育環境ストレスが加わるので年間を通して高温飼育がいいと思われます。小さな個体は特に体力的問題もありますのでこの温度管理は十分行ってください。飼育温度が上がらないと言う声をよく耳にしますが、そんな場合はケージを小さくしてでも空中温度を上げる努力をしてあげないと死に至ります。

次に湿度ですが、これはサバクのトカゲとジャングルのトカゲでは全く違いますが、どちらも夜間はある程度の湿度が必要です。サバク系のトカゲは夜間寝るときには障害物の隙間や下で寝ますがその場所はオープンスペースよりこもる分湿度は上がり、寝ている間に体を保湿できると言う効果があります。これにより乾燥による細胞組織の能力低下を防げます。ジャングル系では湿度がほしい場合簡単に水のみに入ったりしてくれるのでそんなに気を使う事はありません。霧吹きなどをすることも個体にもよりますがあまり必要ありません。霧吹き作業を行うのであれば1日1回朝方にケージ内でミストをたいてあげる方が優しいやり方でしょう。ジャングルは昼夜の温度差の影響でかなり霧が立ち込める事が多くその霧を吸い込む事で目覚めるケースが報告されています。このミストは生体の為でもあるのはもちろんの事飼育者の心も揺さぶる演出効果がありますのでお勧めですよ。

餌の事ですが草食性は言うまでも無く多くの葉野菜を上げる事が重要ですが肉食、昆虫食の生体は食べ過ぎによるメタボ現象が多く発症事例としてはあがっていますので太っているトカゲなどは餌を制限しコントロールしてあげなければ昨日まで元気に餌を食べていた子が次の日には死んでしまっている事も珍しくありません。この現象はアダルト個体に多くあげられ行き場の無い脂肪質を溜め込んでしまう事で起こります。小さな個体は食べたほとんどを体を大きくする事に栄養を使いますので心配ありません。したがって大人の個体は要注意です。

ケージサイズはその個体に見合ったものをそれぞれ選択されればいいと思いますが、大切な生き物を管理する上で使いやすく見た目も美しいものをお勧めします。同じように飼っていても気分が変わりますよ。これは自分的観点ですが!以上大まかに書きましたが種類により若干は違ったところもありますがほとんどのトカゲはこんな点に気よ付ければ飼育は可能です。

動きのあるトカゲだからこそ見ていても楽しくもありますが野生の生き物なので噛まれたりすることもあります。前もって扱うときは噛むものであるという事を自分に言い聞かせながら扱うようにしてください。絶対噛まないというのは有り得ません!噛まれて痛さを知るのもいい勉強だと思いあせらず対処しましょう。こちらが力を抜けば放しますので。

飼育者1人1人にそれぞれの飼育法が存在すると思いますし、地域や家の間取りの違いだけでも飼育法は変わります。よって細かい個別飼育法はご相談下さい。
[PR]
by kanrep | 2010-04-11 13:09 | 爬虫類の飼い方
ヤモリの飼い方(一般的な飼育法で種類により異なります)
地上性ヤモリの飼い方・・・
土の上をはうタイプのヤモリは代表的なものにヒョウモントカゲモドキやソメワケササクレヤモリなどがいますが、これらを分けて考えていくと主に森の中をはう物と砂漠をはう様な物、あとは木の上で生活するものに分かれます。

まず砂漠系、又は乾燥系のヤモリの飼育についてですが、見合ったケージの中にシェルターを入れ床材は市販されている床材などは使わずキッチンペーパーなどを利用するのが簡単です。レイアウトケージでは土や砂などを使用してもかまいませんが、餌を食べる時にどうしても口に土や砂が付着してしまいます。この時口の中に入った砂や土は病気の原因にもなりかねませんし、勢いよく捕食するヤモリはその勢いで大量の土を口に入れてしまう事もありますので捕食の時はちゃんと観察するようにした方がいいでしょう。万が一入って少し変な動きをしている場合はすぐに口を開口して中の異物を取り除いてあげてください。

給水ですが地上性ヤモリの場合他の生き物と違いごくごく飲む事はありませんので、日に2回ほど霧吹きをしてもらえればかまいません。できれば朝と餌を食べさせた後の1時間後ぐらいがいい感じですね。食後にすぐ霧吹きをすると吐き戻すことがあります。気をつけましょう。

保温については基本的に砂漠系のヤモリは20度から25度の間であれば問題ありませんが個体により適温がばらばらなので飼育している個体がどの温度で一番元気なのかを判断しておきましょう。目安としては餌食いをを基準に考えればいいと思います。

ライト関係は、夜行性につき必要ありません。紫外線も必要ありません。

餌については主にコオロギが基本食になりますが、2回に1回はカルシウム剤をまぶして捕食させるようにした方がバランスの良い栄養価の吸収になりますのでお勧めします。暖かい季節には屋外で捕食できるさまざまな無毒のやわらかい虫なども与えてもかまいません。

森の中にいる様なタイプのヤモリですが大方は乾燥系と同じですが乾燥系に比べ湿度が必要になりますので床材を湿らせたり、常時ケージ内に水飲みなどを設置し湿度のアップに役立てましょう。その他はほぼ上記と変わりません。


樹上性ヤモリの飼い方・・・
このタイプのヤモリはほとんど下に降りる事はありません。ほぼ木の上での生活になりますのでケージは少し高さのあるものを選びケージの中に木や植物でレイアウトする事が必要です。できるだけ湿度がこもらないよう気をつけてあげながらも保湿も考えてあげるというちょっと難しい面もありますが大方はそんなに気を使わなくてもいい種が多いのでほどほどに考えてください。(どのタイプも種によりかなり考えないといけないものもいます。)

餌ですが大型のヤモリの場合は気にする必要もありませんが小型、又は小さなベビー個体などは確実に餌を捕食できるようにちゃんと見える所に餌を歩かせてあげたほうがいいですね。この樹上性のヤモリは意外と昼間も活動し昼夜関係無く行動しますので、ヤモリだから夜行性だと決め付けないようにしないといけませんね。ヒルヤモリなどは昼行性です。


どのタイプのヤモリも高温は好まず涼しい環境を好みますので寒すぎない適度な環境の再現をかんがえてあげましょう。飼育しやすい種類が多く広い場所もいらないので手軽に楽しめるところがいい爬虫類です。大まかに書きましたが種類別の詳しい飼育法はお尋ねください。あくまで一般的な飼育法なので参考にしてもらえればいいと思います。
 
[PR]
by kanrep | 2010-04-10 23:25 | 爬虫類の飼い方
ヘビの飼い方(一般的な飼育法で種類により異なります。)
一般的に蛇は大きな飼育スペースを必要としません。したがって個体に合った飼育ケージを考える上では小さなケージでも大きな蛇は飼育可能です。

蛇の飼育で最重要なのは温度になります。この温度も蛇によりいろいろ別れてしまいますが、熱帯系の蛇の場合は28度〜30度ぐらいでの飼育がベストでそれをはずすとマウスロットになる原因にもなります。このマウスロットの発症原因で一番高いのが温度なのですが低温になると本来どの蛇も持ち合わせている口内細菌が増殖し蛇自信がコントロールできなくなってしまうものと考えられていますが、はっきりしたことは判っていません。できるだけ発症させない為にも温度管理は様々な器具を使い(幸いいい器具がいろいろ発売されていますので)維持するようにしましょう。

餌についてですが蛇は毎日餌を与える必要がありません。週に1度サイズに見合った大きさの餌を与えてください。大きなアダルトサイズには給餌感覚を考え制限してあげないと蛇もメタボになってしまいますので気よ付けておいてくださいね。

ライト関係ですが、蛇は主に夜行性が多く昼間はあまり活動しませんので現在は蛇に紫外線は必要ないという見解になっています。この蛇の紫外線問題は蛇においてはグレーゾーンで学者の間でも必要だと主張する方もおられるぐらい結論付けられてはおりません。ただ実際紫外線が無くても成長し大きくなるので今のところは気にする事はありませんが、昼間にバスキングする大型種も実際にいるので紫外線が必要で浴びているのか、体温を上げる為に浴びているのか詳細は判らないですが、皮膚の病気の抑制やまた皮膚病の治療には有効だと思います。

蛇と言う生き物は脱皮をします。この脱皮をする時は湿度を高めに設定してやると綺麗に脱ぐ事ができますので湿度を70パーセントぐらいにしてやれればいい感じですね。普段はたいていの蛇は低湿度でも飼育は可能です。水の中の蛇を飼育する場合は熱帯魚飼育に順ずればいいのである意味簡単です。脱走しないようにさえしていれば問題ないでしょう。ちなみに水の中の蛇は魚を主食にしています。

大まかですが簡単に説明させてもらいましたが、個々の種類により飼育の仕方は若干変わってきます。細かい事はご相談くださればお答えいたします。
[PR]
by kanrep | 2010-01-11 13:01 | 爬虫類の飼い方
カメの飼い方(一般的な飼育法で種類により異なります。)
リクガメ飼育で一番重要なのは温度です。
冬眠をおこなうリクガメも含め基本的には常時28度から30度を維持し飼育するのが理想です。リクガメは自分の体温をあげるのに甲羅があるために時間がかかるので、しっかりとした保温器具を使って空中温度を上げることに重点を置かないと体内の温度がなかなか上昇しません。甲羅が温くても体内は温度が上がっていない事が良くありますのでここは気をつけましょう。

湿度については生息環境の違いで若干は変わってきますが、アダルトになればなるほど気にしなくても良いと言う事です。逆に小さなベビー個体などは湿度は重要で、高め(60パーセント前後)の方が元気良く育つ傾向にあります。これはどのリクガメにも共通して言える事なのでリクガメだから乾燥している方が良いという考え方は少し危険かもしれません。中には気にせず育つ個体もいますのでこれはあくまでも個人的見解になります。

リクガメ飼育に欠かせない問題が紫外線の問題です。リクガメはビタミンD3を体に吸収しそのビタミンを紫外線(UVB)の力をかりて分解し骨などを形成する組織に作り変えています。これは科学的に証明されている事なので紫外線は絶対に必要だと言うことになります。この事から紫外線照射器を付ける必要がありますが市販されている蛍光灯タイプの紫外線ライトではなかなかUVBの領域を照射するのは構造上難しく、出ているとしても微量なので、メタルハライドランプの使用をお勧めします。ランニングコストを考える上でも蛍光灯よりはるかにすぐれています。

リクガメの餌ですがほうれん草以外の葉野菜をまんべんなく与えるのが理想ですが、主に小松菜、チンゲンサイ、モロヘイヤ、白菜、ニンジン、などを基本線に与えれば問題ありません。フードやバナナ、イチゴなども食べますがこれらの匂いがきつくリクガメがその匂いに引かれ好んで食べる餌については、風邪を引いた時や、その他の理由で餌を食べなくなった時に給餌を誘発させる効果がありますので普段はあまり与えない方がいいでしょう。

これらの事を参考に飼育をしてください。


ミズガメの飼育ですが
ほぼ水中生活をする種に関しては熱帯魚の水が少ない仕様と考えてもらえればいいのですが、バスキング作業を頻繁に行う種に関しては紫外線が重要になってきます。ミズガメのバスキングには主に甲羅のや皮膚の殺菌と言う目的と脱皮の促進が上げられます。もちろん紫外線によるビタミン分解作業も行っていますがミズガメの場合肉食傾向が強く高たんぱくな食べ物により体を大きく成長させる事ができます。したがって前途の殺菌、脱皮促進が重要になってきますが、中でも脱皮の促進が最重要になります。脱皮をするミズガメは脱皮が円滑に行われなければ大きく成長する事ができません。紫外線を浴び新しい甲羅と古い甲羅の間に付着している粘着質を薄利させる効果が紫外線にはあります。この事を念頭におきミズガメの飼育の際に照射するライトは選択すればいいでしょう。

水温管理などは種により異なりますが大方覚えやすい目安として餌を食べるか食べないかで適温の判断は可能です。低温の場合はどのミズガメも餌を食べる事をやめてしまいますのでわかりやすいですね。


リクガメもミズガメも餌食いの状況で大方判断できますので、食べなければどこかがおかしいと思ってください。
あくまでここではおおまかに書きましたが種により微妙に違ってきますので種別にはまたご相談下さい。

ここに書いていることはすべて自論であり異なる意見もあると思いますがあくまで参考にしていただければ幸いです。
[PR]
by kanrep | 2009-04-12 17:57 | 爬虫類の飼い方


ブログパーツ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧