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ヤモリの飼い方(一般的な飼育法で種類により異なります)
地上性ヤモリの飼い方・・・
土の上をはうタイプのヤモリは代表的なものにヒョウモントカゲモドキやソメワケササクレヤモリなどがいますが、これらを分けて考えていくと主に森の中をはう物と砂漠をはう様な物、あとは木の上で生活するものに分かれます。

まず砂漠系、又は乾燥系のヤモリの飼育についてですが、見合ったケージの中にシェルターを入れ床材は市販されている床材などは使わずキッチンペーパーなどを利用するのが簡単です。レイアウトケージでは土や砂などを使用してもかまいませんが、餌を食べる時にどうしても口に土や砂が付着してしまいます。この時口の中に入った砂や土は病気の原因にもなりかねませんし、勢いよく捕食するヤモリはその勢いで大量の土を口に入れてしまう事もありますので捕食の時はちゃんと観察するようにした方がいいでしょう。万が一入って少し変な動きをしている場合はすぐに口を開口して中の異物を取り除いてあげてください。

給水ですが地上性ヤモリの場合他の生き物と違いごくごく飲む事はありませんので、日に2回ほど霧吹きをしてもらえればかまいません。できれば朝と餌を食べさせた後の1時間後ぐらいがいい感じですね。食後にすぐ霧吹きをすると吐き戻すことがあります。気をつけましょう。

保温については基本的に砂漠系のヤモリは20度から25度の間であれば問題ありませんが個体により適温がばらばらなので飼育している個体がどの温度で一番元気なのかを判断しておきましょう。目安としては餌食いをを基準に考えればいいと思います。

ライト関係は、夜行性につき必要ありません。紫外線も必要ありません。

餌については主にコオロギが基本食になりますが、2回に1回はカルシウム剤をまぶして捕食させるようにした方がバランスの良い栄養価の吸収になりますのでお勧めします。暖かい季節には屋外で捕食できるさまざまな無毒のやわらかい虫なども与えてもかまいません。

森の中にいる様なタイプのヤモリですが大方は乾燥系と同じですが乾燥系に比べ湿度が必要になりますので床材を湿らせたり、常時ケージ内に水飲みなどを設置し湿度のアップに役立てましょう。その他はほぼ上記と変わりません。


樹上性ヤモリの飼い方・・・
このタイプのヤモリはほとんど下に降りる事はありません。ほぼ木の上での生活になりますのでケージは少し高さのあるものを選びケージの中に木や植物でレイアウトする事が必要です。できるだけ湿度がこもらないよう気をつけてあげながらも保湿も考えてあげるというちょっと難しい面もありますが大方はそんなに気を使わなくてもいい種が多いのでほどほどに考えてください。(どのタイプも種によりかなり考えないといけないものもいます。)

餌ですが大型のヤモリの場合は気にする必要もありませんが小型、又は小さなベビー個体などは確実に餌を捕食できるようにちゃんと見える所に餌を歩かせてあげたほうがいいですね。この樹上性のヤモリは意外と昼間も活動し昼夜関係無く行動しますので、ヤモリだから夜行性だと決め付けないようにしないといけませんね。ヒルヤモリなどは昼行性です。


どのタイプのヤモリも高温は好まず涼しい環境を好みますので寒すぎない適度な環境の再現をかんがえてあげましょう。飼育しやすい種類が多く広い場所もいらないので手軽に楽しめるところがいい爬虫類です。大まかに書きましたが種類別の詳しい飼育法はお尋ねください。あくまで一般的な飼育法なので参考にしてもらえればいいと思います。
 
by kanrep | 2010-04-10 23:25 | 爬虫類の飼い方
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